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五十嵐義隆ヒストリー 大阪府⑲ やっぱ神にできないこともある?

人類はなんでも神のせいにして自分の心をなんとか守る悪い性質がある

もしも神がいるのなら・・・

なんでこんな状況が・・・・

自分にできないことがあるとそうやってものごとを終わらせてしまう傾向がある

本当にそうなのか?
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(韓国での一こま。仲間と一緒に撮ったアクションスター「ヤンドンクン」
 ヤンドンクンも3年前にクリスチャンになった。
 ※ヤンドンクンとは「風のフィター」の主演俳優)

やっぱさ

神にもできないことだってあるでしょ!

自分の思い通りにことが運ばなくなれば

神さえ疑いたくなる

誰だって一度は経験するかもしれない

俺もこのおっさんとは

つきあいきれないかもしれないとはたまによぎることもあった

なにせ

このおっさんを助けるためにとことんつきあうぞって決めたのはいいものの

見えないトンネルの出口に人はもう走ることをやめてしまうことさえ起きかねない

そのままトンネルの中で立ち止まることにもなりかねない

キリストを信じたおっさん

すぐに良くなって欲しいって俺は願った

でもね

やっぱりね

誰だって人の生き様が変わって行くのが瞬時に起こるわけがない

それも分かってる

でもできれば神と出会って奇跡ばかり起きてほしいと思ったりもした

警察に行くことなく

おっさんはクリスチャンとなり

華々しく新しい歩みをできるだろうと思ったのは俺の甘さだった

おじさんはやっぱり

すぐには変わらなかった

おじさんを守る表現をすれば変わりたくても変われない現実があった

かつて俺も

クリスチャンになってもやめられない習慣があった

エロ本を読むことだった

理性と本能と古い習慣との間で悩む人間

おっさんは

やっぱり嘘をつくくせが

すぐには直らなかった

またその後幾度か嘘をついて

俺から生活費をもらおうとしていた

このおっさんが本当に中途半端で困った

本当に悪くなさそうで

でも本当に良いやつではない

どうやら本音が言えないらしい

だから見えはっちゃって自分を守る為に嘘をついてしまう

あとから分かったのだが

このおっさんの手口を「寸借詐欺」という

ようは

小額のお金を借りては返さないと言う実に人間の心理をついた詐欺

でも小額も繰り返せば大きな桁になる

このおっさんが立ち直る為に

俺の人生をかけると決意したから

やっぱり自分の言葉を守りたい

何度かお金をあげた

それが何度か続いて

いよいよ

本当の限界がやってくる

どうやったら

このおっさんを立ち直らせることができるのか

どんな行動が必要なのか

貯金も手持ちもない中で

とどのつまり最後の最後に

俺がとった行動は

これしかないと思った

自分の持っている持ち物で高額でお金に換えられるもの

・・・ギターだった

そして

持っているCDをごそっと20枚だか持って

雨の日

おっさんを連れて

質屋に行った

大事なギターもCDも

質屋ではたいしたお金にならなかった

でもここまでしないとこのおっさんは目を覚まさないのではないかと

心の底では思っていた

俺の本気をどこで気づくのだろう

お金を渡す忘れもしないやりとりがこの後に

続く・・・・


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